新潟市の女の子が殺害され線路に遺棄された事件で、遺体を遺棄した疑いなどで近所に住む男が逮捕されてから21日で1週間となります。これまでの調べで、男が運転していた車に女の子のランドセルと同じ色の塗料がついていたことがわかり、警察は、女の子を車に連れ込むために故意にぶつけた疑いもあるとみて捜査しています。
新潟市西区の会社員、小林遼容疑者(23)は今月7日、自宅近くのJR越後線の線路内に近くに住む小学2年生、大桃珠生さん(7)の遺体を遺棄したなどとして逮捕されました。
逮捕から21日で1週間となり、警察は改めて小林容疑者の自宅を捜索し、事件の詳しい経緯について調べを進めています。
その後の調べで、小林容疑者が運転していた軽乗用車の前の部分には、女の子のランドセルと同じキャラメル色の塗料がついていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
小林容疑者は、連れ去った際の状況について「車で女の子にぶつかって、泣かれたのでパニックになり、車に乗せた」と供述していますが、警察は女の子を車に連れ込むために故意にぶつけた疑いもあるとみて捜査しています。
また、小林容疑者は女の子を車の中で殺害したという趣旨の供述をしていますが、詳しい状況については「覚えていない」などと供述することもあるということで、警察は、さらに詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB