週明け21日のニューヨーク株式市場は、アメリカが中国からの輸入品に高い関税を課すことを棚上げするとしたことを受けて幅広い銘柄に買い注文が集まり、ダウ平均株価は、一時300ドル以上値上がりして2万5000ドル台を回復しました。
21日のニューヨーク株式市場は、米中の貿易摩擦をめぐる協議でアメリカが中国からの輸入品に高い関税を課すことを棚上げすることで双方が一致したことを受けて、対立の激化は避けられそうだという見方が広がりました。
このため、幅広い銘柄に買い注文が広がり、ダウ平均株価は、一時300ドル以上値上がりしました。
市場関係者は「米中の対立が激化し世界経済に悪影響が及ぶことへの懸念が和らいだ。ただ、知的財産の侵害などをめぐる問題の解決は見通せず不透明感は強い」と話しています。
-- NHK NEWS WEB