サッカーのスペイン代表で、2010年のワールドカップ南アフリカ大会で優勝を経験した世界屈指のミッドフィルダー、アンドレス・イニエスタ選手が、J1のヴィッセル神戸に移籍することになりました。
イニエスタ選手は34歳、ドリブルやパスワークなどの高い技術を持ち、的確な状況判断にも優れた世界屈指のミッドフィルダーです。
スペイン代表として、ワールドカップには2006年のドイツ大会から3大会連続で出場していて、2010年の南アフリカ大会では、オランダとの決勝で延長戦に決勝ゴールを決めて初優勝に貢献しました。
来月開幕するロシア大会でもスペイン代表に選ばれています。
また、スペイン1部の強豪クラブ、バルセロナの生え抜きの中心選手としても活躍し、ヨーロッパナンバー1を決めるヨーロッパチャンピオンズリーグで4回の優勝を果たしました。
イニエスタ選手は先月、今シーズンかぎりでバルセロナを退団することを表明し、今後の去就に大きな注目が集まっていました。
バルセロナは、ヴィッセルの親会社でIT大手の楽天とスポンサー契約を結んでいて、関係者によりますと、このほどヴィッセルに移籍することになったということです。
ヴィッセルには、元ドイツ代表のフォワードでワールドカップ優勝経験のあるルーカス・ポドルスキ選手も所属していて、世界的なスター選手が日本の同じチームでプレーすることになります。
-- NHK NEWS WEB