ピョンチャンオリンピックのフィギュアスケートの金メダリスト、アリーナ・ザギトワ選手に贈られる秋田犬が25日午前、ロシアに向けて成田空港を出発しました。
ピョンチャンオリンピック、フィギュアスケートの女子シングルで金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ選手は「秋田犬がほしい」と話したことが話題となり、秋田犬保存会から秋田県大仙市で生まれた3か月のメスの子犬が贈られることになりました。
ザギトワ選手は子犬に「マサル」と名前を付けると話しているということです。
子犬は25日朝、東京 銀座の秋田犬保存会のメンバーの家から車で成田空港に移動したあと、航空会社のカウンターで預けられましたが、おいしそうに餌を食べたり、ケージの中を動き回ったりして元気いっぱいの様子でした。
モスクワまで子犬を連れて行く秋田犬保存会の遠藤敬会長は「ザギトワ選手にかわいがってもらい、日本とロシアの友好に役立ってほしい」と話していました。
子犬を乗せた飛行機は25日午前11時半ごろ成田空港を出発し、およそ10時間でモスクワに到着する予定です。そして、日本時間の26日、モスクワでザギトワ選手への贈呈式が行われ、ロシアを訪れている安倍総理大臣も立ち会うことにしています。
-- NHK NEWS WEB