26日午後、山梨県富士吉田市の「富士急ハイランド」で、ジェットコースターが宙返りするコースを回りきれず、逆走して緊急停止しました。乗客にけがはありませんでしたが、去年も同様のトラブルが起きていて、運営会社が原因を調べています。
26日午後2時40分ごろ、富士吉田市にある「富士急ハイランド」のジェットコースター「ド・ドドンパ」が、宙返りするコースを回りきれず、高さおよそ50メートルの地点から逆走して緊急停止しました。
運営会社によりますと、中学生と高校生を含む男女合わせて8人が乗っていましたが、およそ20分後に係員の誘導で車両を降り、けがはありませんでした。
運営会社が調べたところ、5両編成の車両のうち、前から2両目のタイヤ1個でパンクが見つかったということです。
このジェットコースターは、時速180キロで急勾配を上り、宙返りするのが売り物ですが、去年7月にも同様のトラブルで緊急停止しています。
運営会社はトラブルを警察に届け、26日はこのジェットコースターの営業を取りやめて詳しい原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB