関東の大学対抗で競う箱根駅伝は2日に往路が行われ、青山学院大が3年連続の往路優勝を果たしました。
93回目を迎えた箱根駅伝は、オープン参加の関東学生連合を含む21チームが出場し、東京・箱根間の往復を2日間かけてたすきをつなぎます。
往路は東京・大手町から神奈川県箱根町までの5つの区間、107.5キロのコースで争われました。
1区はスローペースで進み、トップから6位までの差が8秒という混戦となる中、総合3連覇を目指す青山学院大は、4秒差の4位で2区のエース、一色恭志選手にたすきをつなぎます。
一色選手はトップで先頭集団を引っ張りますが、終盤、神奈川大の鈴木健吾選手に先行され、38秒差の2位となります。
青山学院大は、3区の秋山雄飛選手が13キロ付近で神奈川大をとらえ、2年連続となる区間賞で首位に立ちました。
このあと、青山学院大は、4区で2位以下との差を広げ、5区では2位の早稲田大に差をつめられながらも逃げきり、5時間33分45秒のタイムで3年連続の往路優勝を果たしました。
2位は33秒差で早稲田大、3位は順天堂大で、7位の中央学院大までの差が5分以内の混戦となっています。
東京に戻る3日の復路は午前8時に箱根町をスタートし、2日間の合計タイムで総合優勝が決まります。
-- NHK NEWS WEB