千葉県酒々井町の住宅で、一緒に暮らしていた25歳の女性に対し、およそ2か月間にわたって棒で殴ったり熱湯をかけたりするなどの暴行を加えていたとして、20代の男女2人が傷害の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、いずれも千葉県酒々井町ふじき野に住む、自称、会社員の高村良容疑者(28)と、内縁の妻で、自称、自営業の小倉実里容疑者(27)です。
警察によりますと、2人は、今月中旬までのおよそ2か月間にわたって、一緒に暮らしていた25歳の女性に対し、棒で殴ったり熱湯をかけたりするなどの暴行を加えて顔や首にけがをさせたとして、傷害の疑いが持たれています。
今月、被害者の女性がコンビニエンスストアを訪れた際、店員が女性の顔のやけどを不審に思って通報し、警察が捜査していました。
女性は「小倉容疑者が営むエステ店の手伝いをしていて、行く場所がなくて住まわせてもらっていた。毎日殴られたが、怖くて周りの人に言えなかった」と話しているということです。
調べに対し、2人は「約束を守らないので暴行した」と供述する一方で、「棒などの道具は使っていない」などと容疑を一部否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB