韓国の男性アイドルグループ「防弾少年団」が、最新のアメリカの音楽チャートで韓国の歌手として初めて１位を獲得し話題を集めています。
「防弾少年団」の最新アルバム「Ｌｏｖｅ Ｙｏｕｒｓｅｌｆ： Ｔｅａｒ」がアメリカの音楽業界誌、ビルボードがまとめている音楽アルバムのヒットチャート「ビルボード２００」で１位を獲得しました。
ビルボードなどによりますと、韓国の歌手が１位を獲得するのは初めてで、英語以外の外国語の曲のアルバムがチャートで１位を獲得するのも１２年ぶりの快挙だということです。
「防弾少年団」について韓国のムン・ジェイン（文在寅）大統領は、２８日、自身のツイッターで「防弾少年団の歌や踊りが世界の若者たちに力を与えた。おめでとう」などと英語や韓国語でコメントしたほか、韓国メディアやアメリカの大手メディアも「韓国初の快挙」などとして、大々的に取り上げて話題となっています。
アメリカのヒットチャートでアジア出身の歌手の曲が１位を獲得したことがあるのは、シングルチャートで１９６３年の坂本九さんの「スキヤキ」、日本語名「上を向いて歩こう」で、韓国の歌手の曲としては、２０１２年にラップ調の曲と独特のダンスで世界的なヒットとなったＰＳＹさんの「カンナム・スタイル」の２位がこれまでの最高順位でした。
-- NHK NEWS WEB
