「au」の携帯事業を展開する「KDDI」は、アメリカの動画配信大手「ネットフリックス」と提携し、動画サービスの利用料があらかじめセットになったスマートフォンの新しい料金プランを始めると発表しました。
KDDIは都内で記者会見し、ネットフリックスと提携した新しいスマートフォンの料金プランをことしの夏以降、始めると発表しました。
ネットフリックスは、定額の料金でドラマや映画などが見放題になるインターネットの動画配信サービスで、会員数は世界で1億2500万人を超えています。
新たなプランは、ネットフリックスの利用料金と25ギガのデータ通信量をセットにして月額7000円から提供します。
会社では、それぞれを別々に契約する場合と比較すると1000円以上割安になると説明しています。
またデータをすべて使うと、最大で100時間の動画を見ることができるということです。
KDDIの高橋誠社長は「携帯電話事業は、今後、5Gの時代になり、通信だけではなく、コンテンツも一緒になったサービスを展開していくことが大切だ」と話しています。
スマホの動画サービスでは、NTTドコモがイギリスの動画配信大手と提携してスポーツ中継を行い、競争が激しくなっています。
-- NHK NEWS WEB