元プロテニス選手が資金を融資してくれれば配当を出すなどと持ちかけて、知人から2億円余りをだまし取ったとして警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、元プロテニス選手で、東京・品川区の会社役員、杉澤修一容疑者(50)です。
警視庁によりますと、杉澤容疑者はおととし9月、「プロ野球選手のグッズを作る予定だが資金がない。融資してくれれば配当を出す」などと知人の会社役員に持ちかけ、およそ2億1600万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
だまし取った金は借金の返済などに充てていたとたとみられるということです。
警視庁は、ほかにも同じ様な手口で金をだまし取っていた疑いがあるとみて調べています。
警視庁は捜査に影響があるとして、容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
-- NHK NEWS WEB