大手電力会社が、ことし7月の電気料金を発表し、10社のうち6社が値上げすることになりました。天然ガスや石炭の輸入価格が上昇したことが理由です。
各社の発表によりますと、ことし7月の電気料金は、使用量が平均的な家庭で、中部電力が18円、東北電力が13円、東京電力が10円、九州電力が7円、中国電力と四国電力が5円それぞれ値上がりします。
これは、火力発電の燃料となる天然ガスや石炭の輸入価格が上昇したためです。
一方北陸電力と沖縄電力は、6月と変わらず、北海道電力は、7円の値下げとなります。
関西電力は、大飯原子力発電所の再稼働に伴って226円値下げします。
また都市ガス大手は、天然ガスの輸入価格が上昇していることから4社すべてが、7月のガス料金を値上げします。
使用量が平均的な家庭の値上げ幅は東邦ガスが14円、東京ガスと大阪ガスが13円、西部ガスが8円となっています。
-- NHK NEWS WEB