30日のニューヨーク株式市場は、イタリアの政治情勢の混乱を背景に大きく下落した前日から一転して、過度な警戒感は和らいだとして値下がりした銘柄を買い戻す動きが広がり、ダウ平均株価は300ドル以上上昇しました。
30日のニューヨーク株式市場は、イタリアの政治情勢の混乱が長引き、世界経済の先行きに対する警戒感が広がった前日から一転して、上昇して始まりました。その後も値下がりした銘柄を買い戻す動きが広がり、ダウ平均株価は結局、前日より306ドル33セント高い2万4667ドル78セントで取り引きを終えました。市場関係者は、「イタリアの政治情勢がどうなるか冷静に見極めたいという投資家が増え、過度な警戒感が和らいだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB