29日に新潟県阿賀野市の五頭連峰で遺体で見つかった2人は、警察が調べたところ、今月5日に五頭連峰に登山に出かけたまま行方がわからなくなっていた親子と確認されました。
29日の昼前、新潟県阿賀野市にある五頭連峰のコクラ沢の斜面で2人の遺体が見つかりました。
五頭連峰では、新潟市北区の会社員、渋谷甲哉さん(37)と、長男で小学1年生の空くん(6)が今月5日に登山に出かけたまま行方がわからなくなっていて、警察が調べたところ、31にち、遺体は渋谷さん親子と確認されました。
警察によりますと、死因は低体温症とみられるということです。警察によりますと、2人が見つかった場所は親子が向かったとみられる松平山の山頂から南西に1.7キロほど離れたところで、うつ伏せで重なり合うような状態で倒れていたということです。
捜索活動にあたってきた阿賀野警察署の穴沢隆次長は「救出を目指して全力で捜索にあたってきただけに、本当に残念です。渋谷さん親子のご冥福を心からお祈りしたい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB