来年春に卒業する大学生らを対象にした大手企業の採用面接が1日解禁され、就職活動がヤマ場を迎えます。
大手企業の採用活動は経団連の指針に沿ったスケジュールで行われ、3月からの会社説明会に続き、1日から学生を選考する採用面接が解禁されます。
人手不足を背景に、ことしも学生に優位な「売手市場」が続いていて、少しでも早く優秀な学生を確保しようと、解禁前に内定を出す企業が相次いでいます。
大手人材サービス会社の調査によりますと、企業の内定を得た学生の割合は先月1日の時点ですでに42.7%に達し、去年の同じ時期と比べて7.6ポイント高くなりました。しかし、内定を得た企業に就職するか決めかねている学生も多く、90%近い学生がより条件のよい企業を求めて就職活動を続けているということです。
-- NHK NEWS WEB