化粧品大手の「ポーラ」は、ボディーソープと入浴剤の一部に金属の粉やガラスの粒が混入していたとして、13品目の商品を回収すると発表しました。
回収の対象となるのは、「ポーラ」の「オードフルール」というシリーズで2014年11月以降に販売されたフレグランスボディーシャンプーの8品目と、フレグランスバスエッセンスの2品目、それにフレグランスボディーシャンプーのサンプルとして配られた商品3品目の合わせて13品目です。
会社によりますと、これらの商品は、委託先のタイの工場で製造した際、金属の粉やガラスの粒が混入したことがわかったということです。今のところ健康被害の報告はなく、混入した金属やガラスは非常に小さいため、肌に被害が出るおそれは極めて低いとしていますが会社では商品を回収することを決めました。
回収は、ポーラのホームページ上では6月1日午後1時から、電話では6月4日の午前9時から受け付けます。
電話番号は0120ー122ー305で、13品目のうち商品として販売した10品目については、返金するということです。
ポーラは「ご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げます。製造管理体制を強化し、再発防止に努めます」としています。
-- NHK NEWS WEB