2日午後、長野県と山梨県にまたがる南アルプスの甲斐駒ヶ岳でさいたま市の男性が倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡しました。
2日午後3時ごろ、南アルプスの標高2967メートルの甲斐駒ヶ岳の山頂付近で、長野県側の沢に男性が倒れているのを、別の救助活動をしていた山梨県警察本部のヘリコプターが見つけました。男性は、連絡を受けた長野県警察本部のヘリコプターでふもとの病院に運ばれましたが、死亡しました。
警察の調べによりますと、死亡したのは、さいたま市北区の会社員麻生裕一さん(38)で、周囲には雪が積もっていて、遺体の状況から登山中に誤って足を滑らせて滑落したと見て、くわしい状況を調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB