1日のニューヨーク株式市場は、先月の雇用統計が市場の予想を上回り、アメリカ経済の底堅さが確認できたとして買い注文が集まり、ダウ平均株価は200ドル以上値上がりしました。
1日のニューヨーク株式市場は、先月の雇用統計の内容がよく、市場が注目していた賃金の上昇率も予想を上回ったことから、アメリカ経済は底堅く成長しているという受け止めが広がりました。
このため、幅広い銘柄に買い注文が集まり、ダウ平均株価は一時、前日より250ドル以上値上がりしました。
結局、ダウ平均株価は、前日より219ドル37セント高い2万4635ドル21セントで取り引きを終えました。
市場関係者は「雇用統計を受けてFRB=連邦準備制度理事会が今月開く金融政策を決める会合で、追加の利上げを決めるのは確実だという見方が広がった。政治情勢が混乱していたイタリアで連立政権が発足することになり、再選挙が避けられたことも安心感につながった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB