長野県南牧村の畑で遺体で見つかった山梨県の男性を殺害したとして、男3人が強盗殺人などの疑いで逮捕された事件で、男らは、男性の帰宅を待ち伏せして襲った疑いがあることが警察への取材でわかりました。警察は、男性の生活状況について事前に調べるなどした計画的な犯行だったとみて調べています。
おととし11月、長野県南牧村の畑で、山梨県甲州市の貴金属買い取り店の店長、齊藤弥生さん(当時36)が遺体で見つかり、警察は、神奈川県厚木市の武井北斗容疑者(24)ら3人が、齊藤さんの頭を棒のようなもので殴るなどして殺害し、店の鍵や車を奪ったとして、強盗殺人などの疑いで、1日までに逮捕しました。
齊藤さんはふだん、午後8時ごろまで貴金属買い取り店で勤務したあと、車で帰宅していたということですが、現場の状況などから、事件当日、武井容疑者らは、齊藤さんが帰ってくるのを待ち伏せして、帰宅直後に襲った疑いがあることが警察への取材でわかりました。
警察は、武井容疑者らが齊藤さんの生活状況について事前に調べるなどした計画的な犯行だったとみて調べています。
武井容疑者はおととし8月、甲府市の住宅で会社役員の73歳の男性に暴行を加えて死亡させたとして、強盗致死などの罪にも問われています。
-- NHK NEWS WEB