鹿児島市の交差点で軽ワゴン車とタクシーが出合い頭に衝突してタクシーの客の男性が死亡し、警察は軽ワゴン車の59歳の男が酒に酔った状態で運転していたとして逮捕しました。
2日午前3時40分ごろ鹿児島市東谷山の交差点で、軽ワゴン車とタクシーが出合い頭に衝突し、はずみでタクシーが電柱にぶつかりました。
警察によりますと、この事故で、タクシーの客で近くに住む会社員、野澤寛実さん(48)が頭を強く打ち病院に搬送されましたが死亡しました。
軽ワゴン車を運転していた鹿児島市の水道設備会社経営、追立勇三容疑者(59)を調べたところ、ろれつが回らないほど酒に酔った状態だったということで、警察は酒酔い運転の疑いでその場で逮捕しました。
現場は住宅街の信号機のない交差点で、調べによりますと、軽ワゴン車側に一時停止の標識があるということです。警察は事故の詳しい状況や酒を飲んで運転したいきさつについても調べています。
-- NHK NEWS WEB