新潟市の小学生の女の子が殺害されＪＲの線路に遺棄された事件で、遺体を遺棄した疑いなどで逮捕された男が、女の子を窒息させて殺害した疑いがあるとして、警察は４日、殺人の疑いで再逮捕する方針です。
新潟市西区の会社員、小林遼容疑者（２３）は先月７日、自宅近くのＪＲ越後線の線路内に、近くに住む小学２年生、大桃珠生さん（７）の遺体を遺棄した疑いなどで逮捕されました。
警察のその後の調べで、遺体の状況などから小林容疑者が何らかの方法で女の子を窒息させて殺害した疑いがあるとして、勾留期限となる４日、殺人の疑いで再逮捕することにしています。
これまでの調べに対し、小林容疑者は「車で女の子にぶつかって騒がれたのでパニックになり、車に乗せて首を絞めた」と供述していますが、詳しい状況については「覚えていない」と話すなど、女の子がどのように殺害されたのか、まだ特定できていないということです。
また、警察は女の子を車に連れ込むために自分の車を故意にぶつけた疑いもあると見ていて、警察はさらに小林容疑者を取り調べ、具体的な殺害方法や女の子を狙った動機などの特定を進め、事件の全容を解明する方針です。
-- NHK NEWS WEB
