年末年始を海外で過ごした人たちの帰国ラッシュが3日、ピークを迎え、成田空港や関西空港など、各地の空港では家族連れなどで混雑しています。
成田空港では海外からの便が次々と到着し、国際線の到着ロビーは大きなスーツケースや、土産をカートに載せた家族連れなどで、3日午前中から混雑しています。
成田空港会社によりますと、帰国の混雑がピークとなる3日は、1日でおよそ5万人が帰国すると見込まれています。
行き先ではハワイやグアムといったリゾート地が例年どおり堅調なほか、この年末年始は曜日の並びで長い休みが取りづらかったこともあり、台湾や韓国などの近距離路線が好まれたということです。
兄弟3家族12人でグアムを訪れた都内の40代の男性は「ホテル内に施設がたくさんあり、テニス、ゴルフ、海と、家族みんなで思う存分楽しみました。仕事が始まる実感はなかなか湧きませんが、日本の寒さで少し現実に引き戻された気がします」と話していました。
両親とニュージーランドを旅行した中学2年生の男の子は「日本にはない料理が美味しかったです。宿題は、手つかずで帰ったらすぐにやらないと間に合いませんが、英語の課題作文はこの旅行のことを書きたいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB