大手乳業メーカー「森永乳業」の通販サイトから利用者のクレジットカードの情報が流出していた問題で、これまでにおよそ300件の不正使用があり、被害金額が2000万円にのぼっていることがわかりました。
この問題は、森永乳業が運営する健康食品の通販サイトで、6年前の1月から去年10月にかけて商品を購入した最大でおよそ9万2800人分の名前や住所、クレジットカードの番号や有効期限などの情報が流出したおそれがあるというものです。
森永乳業の発表によりますと、流出した情報をもとにクレジットカードが不正に使用されていたことがわかり、4日の時点でおよそ300件、被害金額は2000万円にのぼるということです。
会社では、情報が流出したおそれがある利用者に対してメールや手紙で伝えるとしていますが、被害は今後さらに増えるおそれもあるということです。
森永乳業は「お客さまにご迷惑とご心配をおかけして深くおわびします。ネットワークの監視など再発防止に向けて取り組みたい」としています。
-- NHK NEWS WEB