新潟市で小学生の女の子が殺害され線路に遺棄された事件で、殺人の疑いで再逮捕された男は「手で女の子の首を絞めた」と、殺害方法について具体的に供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、下校途中の女の子を車に乗せて連れ去り、すぐに殺害したとみて調べています。
新潟市西区の会社員、小林遼容疑者(23)は先月7日、近くに住む小学2年生、大桃珠生さん(7)の首を絞めて殺害し、自宅近くのJR越後線の線路内に遺体を遺棄した疑いが持たれています。
6日午前、殺人の疑いで検察庁に送られました。
これまでの調べに対し、小林容疑者は「車で女の子にぶつかって騒がれたのでパニックになり、車に乗せた」と供述していますが、その後の調べで「手で女の子の首を絞めた」と殺害方法について具体的に供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
また、車に付着していた女の子のランドセルの塗料や遺体の状況などから、女の子にぶつかった際、低速で走行していたとみられ、警察は下校途中の女の子にわざと車をぶつけて連れ去り、すぐに殺害したとみて詳しい状況を調べています。
調べに対し「殺すつもりはなかった」と、殺意を否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB