重大な反則行為が問題となった日本大学アメリカンフットボール部の内田正人前監督が、日大の関連会社の取締役を辞任しました。
日大アメリカンフットボール部の選手が、関西学院大学との定期戦で無防備な状態だった相手選手に、後ろからタックルする重大な反則行為をした問題で、内田前監督は、関東学生アメリカンフットボール連盟の調査で反則行為を指示していたと認定され、理事会で最も重い「除名」処分となりました。
内田前監督は、日大の役職としては先月19日に部の監督を辞任したほか、常務理事も先月30日付けで辞任しました。
内田前監督は、このほかにも日大が出資する保険代理店事業などを行う株式会社日本大学事業部の取締役を務めていましたが、会社のホームページによりますと、この役職についても先月30日付けで辞任したということです。
辞任理由について、会社は「一身上の都合」と説明しています。
-- NHK NEWS WEB