急性覚醒剤中毒で先月、自宅で死亡した“紀州のドン・ファン”とも呼ばれた和歌山県の70代の資産家の男性の死因の捜査に関連して、警察は、先月急死した飼い犬の状況を調べるため、7日朝から自宅の庭で掘り起こし作業を始めました。警察は、犬の死因などを調べて男性の急死との関連を詳しく調べることにしています。
和歌山県田辺市の金融・不動産会社の社長、野崎幸助さん(77)は、資産家として知られ、多くの女性に多額の金を貢いだなどとみずからの半生をつづった本を出版し、本のタイトルから“紀州のドン・ファン”とも呼ばれていました。
野崎社長は先月24日、自宅で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認され、警察は6日、死因について「急性覚醒剤中毒」と発表しました。
捜査関係者によりますと、野崎社長は犬を飼っていましたが、本人が亡くなる18日前の先月6日の未明に突然死んだということです。
警察は、急死した飼い犬の状況を調べるため、7日朝から犬が埋葬された自宅の庭の掘り起こし作業を始めました。
警察は、犬の死因などを調べて男性の急死との関連を詳しく調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB