さっそうと走るスポーツタイプの自転車、ロードバイク。健康意識の高まりで通勤に使う人たちも増えています。乗用車や人との接触に気をつける人は多いと思いますが、市街地で最近、思わぬ落とし穴にはまって事故になるケースが出ています。その原因は、「広すぎる溝」です。(岡山放送局記者 太田直希)
岡山市の会社員、池田真治さん(54)は、おととし6月の夜、市内の道路をロードバイクで走っていたところ、突然、転倒しました。後ろの車をよけるため、車道の脇にロードバイクを寄せながら走行していたところ、前輪が路肩の溝に挟まってしまったのです。
体を強く打ち付けた池田さんは、ろっ骨や指の骨を折り、全治2か月と診断されました。
-- NHK NEWS WEB