12日のニューヨーク株式市場は、米朝首脳会談は具体的な成果が乏しかったという冷静な受け止めから、ダウ平均株価は小幅な値動きでした。
12日のニューヨーク株式市場は、史上初の米朝首脳会談では、焦点だった非核化に向けた具体的な言及がなかったことから成果が乏しかったという冷静な受け止めが広がりました。
このため大きな取り引きの材料にはならず、ダウ平均株価は前日より1ドル58セント安い2万5320ドル73セントで取り引きを終えました。
市場関係者は「米朝首脳会談は政治ショーの印象が強く、具体的な成果はほとんどなかった。投資家の関心は、FRB=連邦準備制度理事会が13日に発表する金融政策を決める会合の結果に移っている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB