世界最大級のゲームの見本市、E3がアメリカ・ロサンゼルスで始まり、VR=バーチャルリアリティーの技術を活用したゲームや、市場が急拡大しているスマートフォン向けのゲームが注目されています。
E3は、ゲーム関連企業が新作を発表する世界最大級の見本市で、ソニーや任天堂、フェイスブックなど各国から200社以上が出展し、およそ7万人の来場者が予想されています。
ことしもVR関連のゲームが注目されていて、体験できるコーナーも設けられています。
このうち、オーストリアの会社は、仮想空間を歩くためのサンダルのような靴を開発し、ゴーグルと合わせて装着してVRのゲームをすると、まるでゲームの中の空間を移動しているような感覚になるということです。
また、VRなどのゲームをする際に着用すると、衝撃や振動などを体全体で受け止めることができるベストを開発したイスラエルの会社なども出展して、性能をアピールしていました。
一方、E3に合わせてマイクロソフトが、専用の端末がなくてもドラマや音楽と同じように配信を通じてスマートフォンなどで楽しめるゲームの開発を強化すると発表したほか、多くの会社がスマートフォンでも楽しめる高画質の新作を打ち出すなど、市場が急拡大しているスマートフォン向けのゲームに力を入れる動きが相次いでいます。
-- NHK NEWS WEB