去年、日本を訪れた外国人旅行者数は2800万人以上と過去最多を更新しました。その一方で、気になるデータが。旅行者1人当たりの消費単価は下がっているというのです。3年前と比べると去年は47都道府県のうち、実に8割近くで消費単価が下がっています。いったい何が起こっているのか。各地を取材しました。(高知局記者 谷古宇建仁/おはよう日本アナウンサー 岩野吉樹/佐賀局記者 市毛裕史)
取材したのは、九州・佐賀県。佐賀県では、年間の外国人宿泊者数が去年までの4年間でおよそ32万人、実に6.8倍に増え、全国でトップの増加率でした。
佐賀空港にLCC=格安航空会社を誘致したことをきっかけにツアー旅行などで訪れる韓国や中国からの観光客が増えているのです。
-- NHK NEWS WEB