フランス伝統の自動車耐久レース「ル・マン24時間レース」は17日、フィニッシュし、日本人がドライバーを務めるトヨタが1位と2位を独占しました。トヨタは初優勝です。
世界3大レースの1つとされる「ル・マン24時間レース」は、フランス西部のル・マンにある1周13キロ余りのコースで3人のドライバーが交代しながら24時間走り続け、周回数を競います。
決勝は16日から17日にかけて行われ、トヨタは中嶋一貴選手がドライバーを務める車が388回とトップの周回数でフィニッシュし、優勝しました。
また2位には、同じトヨタで小林可夢偉選手がドライバーを務める車がトップから2周差でフィニッシュし、トヨタが1位と2位を独占しました。
「ル・マン24時間レース」で日本メーカーの車が優勝するのは、1991年のマツダ以来2回目でトヨタは初優勝です。また、日本人ドライバーの優勝は2004年以来で、中嶋選手が3人目です。
-- NHK NEWS WEB