地震による交通機関の乱れなどから、一部のスーパーやデパートでは臨時休業を決めました。
このうち、スーパーの「平和堂」は大阪府の高槻市や茨木市、それに寝屋川市の一部の店舗について、18日は臨時休業することを決めました。地震の影響で、棚から商品が落ちるなどしたほか、交通機関の乱れで従業員が出勤できない状況になっているということです。
また、流通大手の「イオン」は大阪府と兵庫県にある総合スーパー合わせて4店舗で、停電や店内のスプリンクラーが誤作動した影響で営業を一時、休止しています。
「エイチ・ツー・オー リテイリング」は、入居するショッピングセンターが営業を休止したことに伴って、兵庫県内にある、あまがさき阪神、三田阪急の2店舗について、18日の営業を休止しました。
このほか、関西で展開する「阪急百貨店」や「阪神百貨店」などの10の店舗については、営業開始の時間を遅らせました。
大手デパートの「高島屋」は大阪店・堺店・泉北店・京都店・洛西店の5店舗で、営業開始を遅らせました。
大丸や松坂屋を展開する「J.フロント リテイリング」も心斎橋店・梅田店・高槻店・京都店・神戸店の5店舗で営業開始を遅らせました。
「三越伊勢丹ホールディングス」は、京都駅の「ジェイアール京都伊勢丹」で営業時間を遅らせました。
大手コンビニでは「ローソン」が店舗の外壁にひびが入ったりガラスが割れたりしたことなどが影響して大阪府内の4店舗で営業を一時、休止しています。
一方、外食大手では、牛丼チェーン大手の「吉野家」が都市ガスの供給が止まったため、枚方市や高槻市などにある40店舗余りで営業を一時、休止しましたが、その後、順次営業を再開しています。
-- NHK NEWS WEB