大阪ガスは、18日開いた会見で、ガスの供給が停止しているおよそ11万戸について、もっとも遅いところでは復旧までに10日ほどかかる可能性があると説明しました。
会見では、はじめに藤原正隆副社長が、「お客様に大変なご心配と、ご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。全力で復旧に取り組んでいきたい」と述べました。
大阪ガスの説明によりますと、茨木市で6万4254戸、高槻市で4万5745戸、摂津市で1208戸、吹田市で744戸と合わせて11万戸余りで、ガスの供給を停止しています。ガスを供給するための主要な設備に大きな被害は確認されていませんが、ほかのガス会社からも協力を得ながら2500人体制で復旧作業に当たるということです。
ガスの供給時期については、今月21日から再開させたいとしていますが、もっとも遅いところでは、復旧までに10日ほどかかる可能性があるということです。ガスの供給が停止している地域では、市役所や避難所などにカセットコンロやボンベを配る準備をしているということです。
-- NHK NEWS WEB