サッカーワールドカップロシア大会で日本の初戦の相手となったコロンビアでは、日本とコロンビアの人たちが一緒に試合を観戦する催しが開かれました。
この催しは、コロンビアに進出している日本企業と日本大使館が現地のコーヒー生産者で作る団体と合同で開きました。
会場となった首都ボゴタにある講堂には、試合開始が現地時間の午前7時と早朝にもかかわらず、日本代表のユニフォームを着た現地の日本企業の人たちや日本大使館の職員のほか、コロンビア代表のユニフォーム姿の生産者団体の職員など合わせて200人が集まり、大型スクリーンで試合の行方を見守りました。
前半に双方のチームが1点ずつゴールを決めるなど、一進一退の緊迫した試合に、観戦した人たちは歓声や悲鳴を上げながら応援していました。
そして、2対1で日本の勝利で試合が終わると、握手をしたり抱き合ったりして互いのチームの健闘をたたえあっていました。
観戦したフレディ・ゴンサレスさんは「コロンビアは良いプレーをしたが、日本が技術で勝っていた。日本はこの勝利で自信をつけ、間違いなくグループで上位にいくだろう」と話していました。
また、ボゴタにある日本人学校の山田豊教頭は「試合後、コロンビアの人たちが『日本、おめでとう』と言ってくれたので、うれしかった。コロンビアは実力を発揮すれば決勝リーグにいけると思うので、コロンビアも日本も応援していきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB