ことし３月、大阪 堺市で40歳の会社社長を練炭自殺を装って殺害したとして、44歳の姉が殺人の疑いで逮捕されました。警察は、姉が遺書のような文書を作ったと見て、いきさつを調べています。調べに対し、容疑を否認しているということです。
ことし３月、堺市の住宅で、建設会社社長の足立聖光さん（40）が練炭を燃やしたトイレで死亡しているのが見つかりました。
警察は、当初自殺としていましたが、遺体から睡眠薬の成分が検出されたことなどから捜査を進めた結果、姉で堺市の会社役員、足立朱美容疑者（44）を殺人の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、睡眠薬の成分が朱美容疑者に処方されていたものと一致したということです。
また、残されていた遺書のような文書には、朱美容疑者と両親しか知らない内容が書かれ、朱美容疑者が使っているパソコンにこの文書を作った痕跡があったということです。
警察は、みずから文書を作り練炭自殺を装って聖光さんを殺害したと見ていきさつを調べています。
警察によりますと、調べに対し「やっていません」と供述し、容疑を否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB
