3日前の地震で震度6弱の揺れを観測した大阪・高槻市に、熊本地震の被災地、熊本県から雨漏りを防ぐためのシートが届けられました。
おととしの熊本地震では、熊本県には全国各地からシートが届けられ、その際に使用しなかったものなど1200枚が21日未明、高槻市に到着しました。
高槻市には熊本県からのものを含め、これまでに自治体や企業からおよそ8000枚のシートが届けられていて、市は住民に無料で配布しています。
高槻市では、屋根瓦が落ちたといった建物の被害の通報が、20日の午後の時点で107件寄せられていて、20日の雨で、自宅の屋根が壊れていることに気付いた人もいるということです。
支援物資の配布拠点になっている芝生総合スポーツセンターでは、午前中から多くの人が列を作り、必要な枚数のシートを受け取っていました。
シートを受け取った男性は「きのう自宅が雨漏りしたので、すぐにホームセンターに行ったのですが売り切れていました。こうした支援はありがたいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB