3日前の地震で震度6弱の激しい揺れを観測した、大阪の茨木市や高槻市など4つの市では、合わせておよそ10万8000戸でガスの供給が止まったままになっていて、ガス会社が復旧作業を急いでいます。
大阪ガスによりますと、茨木市や高槻市、それに摂津市と吹田市では、地震の直後から合わせておよそ11万2000戸でガスの供給が止まりました。
大阪ガスは、ほかのガス会社の協力も得ながら、およそ4400人体制で復旧作業を進めていて、20日までにおよそ4000戸が復旧しましたが、21日午前8時現在、10万7986戸で依然としてガスが止まったままになっています。
21日は、ガス管の安全が確認された茨木市の北春日丘、高槻市の北園町、芥川町、登町、宮野町、竹の内町でガスの開栓作業を進めています。
大阪ガスは地域ごとの復旧状況についてホームページで知らせるとともに、地震発生から1週間にあたる今月25日をめどにほとんどの地域で供給を再開したいとしています。
-- NHK NEWS WEB