アメリカの大手半導体メーカーのインテルは、ブライアン・クルザニッチCEOが過去に従業員と不適切な関係を持ち、会社の規範に違反したとして辞任したと発表しました。
大手半導体メーカーのインテルは21日、ブライアン・クルザニッチCEOが辞任し、後任が決まるまでの間、財務の責任者のボブ・スワン氏が暫定的にCEOに就いたことを発表しました。
辞任の理由として、社内調査の結果、クルザニッチ氏が過去に従業員と不適切な関係を持ち、会社の規範に違反したとしています。
クルザニッチ氏は、パソコン産業が急成長を始めた1982年にエンジニアとしてインテルに入社して2013年にCEOにのぼりつめ、ことし1月にラスベガスで開かれた、世界最大規模のIT見本市の「CES」で基調講演するなど、半導体業界を代表する存在でした。
-- NHK NEWS WEB