ロシア西部のカリーニングラード州で、乗客乗員170人余りを乗せた国内線の旅客機が着陸したあと滑走路をオーバーランして前方の車輪が壊れ、乗客は緊急脱出しましたが、3人が肩を打つなどして手当てを受けました。
ロシア西部のカリーニングラード州の空港で、3日夜、ロシア最大の航空会社アエロフロートの、モスクワ発のエアバスA320型機が、着陸したあと滑走路をオーバーランしました。
ロシアのメディアによりますと、この旅客機には、乗客167人と乗員の合わせて174人が乗っていて、乗客全員が緊急脱出しましたが、3人が肩を打ったり、気分が悪くなったりして、手当てを受けたということです。
オーバーランした旅客機は、前方の車輪が壊れ、滑走路の近くから移動させる作業に時間がかかり、空港は、一時的に閉鎖されています。
ロシアの当局は、乗員など関係者から事情を聞いて、旅客機が着陸したときの状況に問題がなかったか調べています。
-- NHK NEWS WEB