24日夜、福岡市で開かれたIT関係のセミナーで講師を務めた男性が、セミナーの終了後にトイレで男に背中を刃物で刺されて死亡し、男は現場から逃走しました。警察によりますと、その後、血のついた刃物を持った男が交番に出頭したということで、警察は、この男が講師を刺したとみて確認を進めています。
24日午後8時ごろ、福岡市中央区大名にある企業の創業支援施設で「人が刺された」と警察に通報がありました。
警察によりますと、刺されたのは、この施設で開かれたIT関係のセミナーで講師を務めた東京・江東区の会社員、岡本顕一郎さん(41)で、セミナーの終了後、トイレで男に背中を刃物で刺され、その後、死亡が確認されました。
男はナイフのようなものを持って自転車で逃走し、警察は殺人事件として行方を捜査していました。
警察によりますと、24日午後11時前に福岡市東区の交番に血のついた刃物を持った男が出頭し、「人を刺した」と話したということです。
警察は、この男が岡本さんを刺したとみて確認を進めています。
現場は、福岡市の繁華街天神の中心部にある、かつての小学校の校舎に設けられた企業の創業支援施設で、周囲は一時、騒然としました。
-- NHK NEWS WEB