先月、新潟市で、小学2年生の女の子が殺害され線路に遺棄された事件で、新潟地方検察庁は25日、近所に住む23歳の男を殺人や死体遺棄などの罪で起訴しました。警察によりますと、これまでの調べに対し、男は、わざと車ではねて連れ去ったという趣旨の供述をしているということです。
起訴されたのは、新潟市西区の会社員、小林遼被告(23)です。
起訴状などによりますと、先月7日、近所に住む小学2年生、大桃珠生さん(7)を背後から車ではねて連れ去ったうえ、車内で首を絞めて殺害し自宅近くの線路内に遺体を遺棄したとして殺人や死体遺棄などの罪に問われています。
警察によりますと、小林被告は逮捕された当初、「車の運転を誤って女の子にぶつかり騒がれたので首を絞めた」と供述していましたが、その後の調べに対し、わざと車ではねて連れ去ったという趣旨の供述をしているということです。
新潟地方検察庁は、起訴された内容についての認否を明らかにしていませんが、これまでの供述などを踏まえて25日、小林被告を起訴しました。
-- NHK NEWS WEB