2020年の東京オリンピックの期間中、国内外からの観光客に対応するため、豪華客船が横浜港に停泊し、ホテルとして活用されることになりました。
東京オリンピックに合わせて、横浜港の山下ふ頭でホテルとして使われるのは、アメリカの船会社が運航しているクルーズ船「サン・プリンセス」です。
全長は261メートル、1000余りの客室に3つのプールなどを備えた豪華客船で、実際の船が改装中のため、25日は同様の施設を備えた別の客船の内部が公開されました。
宿泊料金は1人当たり1泊3万円台から30万円台で、大手旅行会社の「JTB」では、オリンピックで観光客が増えホテル不足も想定される中、19日間で延べ3万6000人の利用を見込んでいるということです。
JTBの高橋広行社長は「宿泊者だけでなく地元の人も楽しめるようなイベントを開くことで、周辺も盛り上げていきたい」と話していました。
また、横浜市の林文子市長は「多くの観光客に来てもらうことで、横浜の魅力を知ってもらいたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB