サッカーワールドカップロシア大会で、日本がセネガルと引き分けたことを受けて、ロシアのメディアは、かつてロシアの強豪クラブに所属していた本田圭佑選手の活躍を伝えています。
このうち、大手スポーツ紙「スポーツエクスプレス」は25日付けの記事で「本田は最高の切り札になった」という見出しで試合の内容を詳しく伝えています。
この中で本田選手が試合後半で同点ゴールを決める瞬間や、そのあと岡崎選手と向かい合って敬礼しながら得点を喜んでいる写真とともに「乾選手の絶妙のパスを生かして得点を決めた」などと、その活躍ぶりをたたえています。
またロシアの国営通信も「本田選手が日本代表を救った」と評価する記事を配信しています。
本田選手は2010年から4年間、ロシア1部リーグの強豪「CSKAモスクワ」に所属していたことからロシアでの知名度が高く、セネガル戦を観戦したという22歳の男性は「ここぞという時にゴール決めるすばらしい選手だ」とたたえていました。
また50歳の女性は「ロシアでプレーしていたころから本田選手を応援しています。次の試合にもぜひ出場してほしい」と、次のポーランド戦での活躍にも期待を寄せていました。
-- NHK NEWS WEB