業績の立て直しを進めているアメリカの大手複合企業のGE=ゼネラル・エレクトリックは25日、自家発電などに使う産業用のガスエンジン事業をおよそ3500億円で売却すると発表しました。
GEが売却するのは主に工場で使う電源を発電するためのガスエンジンの事業で、アメリカの投資会社アドベント・インターナショナルに32億5000万ドル、日本円にしておよそ3500億円で売却します。
GEは業績不振が続いており、今月26日以降、ニューヨーク株式市場のダウ平均株価の銘柄から除外されることになっています。
現在は事業の柱を航空機エンジンと、エネルギー、ヘルスケアの3つに絞り込んでいて、先月には鉄道事業を本体から切り離すなど選択と集中を進めています。
-- NHK NEWS WEB