韓国ソウル近郊のキンポ(金浦)空港で26日午前、関西空港行きの大韓航空の旅客機と別の旅客機が接触する事故がありました。いずれの旅客機も乗客が搭乗する前で、けが人はいませんでした。
26日午前8時ごろ、韓国ソウル近郊のキンポ空港で、誘導路で待機していた大韓航空の旅客機と、搭乗ゲートに向かっていたアシアナ航空の旅客機が接触しました。
接触したのは、大韓航空の旅客機の後ろの部分とアシアナ航空の旅客機の主翼の端の部分で、いずれの旅客機も乗客が搭乗する前でけが人はいませんでした。
大韓航空の旅客機は当初、乗客138人を乗せて午前9時5分にキンポ空港を出発し、関西空港に向かう予定でしたが、事故の発生を受けて大韓航空では別の機体を用意したということです。
大韓航空とアシアナ航空では機体の損傷の程度や接触の詳しい状況などを調べていますが、いずれの航空会社も「管制の指示にしたがっていた」と説明しています。
-- NHK NEWS WEB