プリンスホテルは、外国人向けの予約サイトに不正なアクセスがあり、利用者の氏名など12万件余りの個人情報が流出したと発表しました。
これはプリンスホテルの小山正彦社長が、都内で記者会見を開いて発表しました。
それによりますと、今月に入って外国人向けの予約サイトに外部からの不正アクセスがあり、サイトを利用していた外国人客を中心とした個人情報12万4963件が流出したということです。
このうち、6万6960件は氏名とクレジットカードの番号が流出し、残る5万8003件も氏名や住所、それに電話番号などが流出したということです。
今のところ、悪用されるなどといった被害の情報は入っていないということです。
外国人向けの予約サイトは外部の会社に運営を委託していて、委託先のサーバーから情報が流出したということです。
会見した小山社長は「お客様はじめ、関係者の皆様にご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます。再発防止を徹底します」と謝罪しました。
プリンスホテルでは英語、中国語、韓国語のサイトでの予約の受け付けを中止し、予約はメールで受け付けているということです。
-- NHK NEWS WEB