トヨタ自動車は通信機能を備え、さまざまなサービスが受けられる「コネクテッドカー」の第一弾と位置づける新型車を発売しました。
トヨタが発売したのは主力車種の「クラウン」と「カローラスポーツ」の新型車です。
トヨタは2年後の2020年までには、日本とアメリカで販売する、ほぼすべての乗用車を通信機能を備え、さまざまなサービスが受けられるコネクテッドカーとする方針で、今回はその第一弾と位置づけられています。
今回の新型車には、車に乗る前に通信アプリのLINEでカーナビの目的地を設定したり、運転者のアクセルやブレーキの使い方などのデータを集めて、自動車保険の内容に反映できたりするサービスなどを提供します。
また、サービスにかかる費用は車の購入から3年間は無料とし、それ以降は内容に応じて税抜きで年間1万2000円から1万6000円になるということです。
こうしたコネクテッドカーは、自動車メーカー各社が力を入れていて、サービスを充実させる競争も激しくなっています。
-- NHK NEWS WEB