りそな銀行や新生銀行など複数の金融機関で27日朝からインターネット上での振り込みが一部できなくなっています。同じセキュリティー会社のシステム障害が原因と見られます。
りそなグループによりますと、りそな銀行と埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行では、27日朝からインターネット上での振り込みが一部できなくなっています。
セキュリティー会社が提供しているパスワードを発行する機能で障害が起きたことが原因と見られるということです。
りそなグループではインターネット上での振り込みが一日に4万5000件ほどあるということで、利用者に対して振り込みには店舗の窓口やATM=現金自動預け払い機を使うよう呼びかけています。
このほか新生銀行やセブン銀行、それに一部の地方銀行や信用金庫でも27日朝から同様のトラブルが発生しています。
いずれもアメリカの大手セキュリティー会社「シマンテック」のシステムを利用しているということで、各金融機関では会社側と連絡を取り、復旧を急いでいます。
-- NHK NEWS WEB