サッカーワールドカップロシア大会では、使われるボールの柄が、決勝トーナメントから開催国のロシアをイメージし、情熱を表した赤色を使った配色に変わります。決勝トーナメントの舞台で日本代表が新たなデザインのボールを蹴ることができるのか、予選リーグ最後の試合を前に期待が高まっています。
今は一般的となった白と黒の配色のサッカーボールは、1970年のワールドカップメキシコ大会で、当時、普及していた白黒テレビに映えるようデザインされ、これをきっかけにその後、広く使われるようなったということです。
今回、ワールドカップで使用されているボールを開発した大手スポーツ用品メーカーによりますと、ロシア大会のボールの柄は伝統と革新をテーマにデザインされたということです。
今回は、デジタル時代を意識したドット柄を施すことで、止まっている状態でも動きがあるように見えるよう工夫されています。
そして、決勝トーナメントに入ると、これまでの予選リーグで使われたボールの黒い部分が、開催国のロシアをイメージし情熱を表した赤色に変わった新たなデザインのものが導入されるということです。
日本代表は、この新たなボールを夢の舞台で蹴ることができるのか。決勝トーナメント進出をかけたポーランド戦は28日午後11時から行われます。
-- NHK NEWS WEB