大手電力各社はことし8月の電気料金をそろって値上げすることになりました。火力発電の燃料となる石油や天然ガスなどの輸入価格が上昇したためです。
各社の発表によりますと、ことし8月の電気料金は使用量が平均的な家庭で、東京電力が37円、中部電力が34円、東北電力と中国電力が26円、関西電力と九州電力、沖縄電力が18円、北海道電力が17円、北陸電力と四国電力が13円、それぞれ値上がりします。
これは、火力発電の燃料となる石油や天然ガス、石炭の輸入価格が上昇したためです。
大手10社すべてがそろって値上げするのは、2か月ぶりで、東北電力、中国電力、四国電力、九州電力では、8か月連続で値上げが続いています。
一方、都市ガス大手も天然ガスの輸入価格の上昇を受けて、4社すべてが8月のガス料金を値上げします。値上げ幅は使用量が平均的な家庭で、大阪ガスが27円、東邦ガスが24円、東京ガスが21円、西部ガスが18円となっています。
-- NHK NEWS WEB