きょうの東京株式市場、日経平均株価は一時、500円を超える値下がりとなり、終値としておよそ1か月半ぶりに2万2000円台を割り込みました。アメリカと中国の貿易摩擦が激しくなることへの懸念から、ほぼ全面安の展開となりました。
きょうの東京株式市場は、アメリカと中国の貿易摩擦が激しくなることへの懸念から、中国・上海市場で株価が値下がりしたことを受けて、ほぼ全面安の展開となりました。
日経平均株価のきょうの終値は先週末より492円58銭安い2万1811円93銭となり、終値としておよそ1か月半ぶりに2万2000円台を割り込みました。
東証株価指数=トピックスは、35.60下がって1695.29。
1日の出来高は13億7285万株でした。
市場関係者は「アメリカのトランプ政権が今月6日、中国からの輸入品に高い関税を課す方針で中国も対抗措置をとる構えを変えていない。このため、米中両国の貿易摩擦が激しさを増すことへの懸念からきょうの中国・上海市場で株価が下落し、東京市場でもリスクを避けようと売り注文が広がった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB